先の水戸遠征で購入したものの
なかなか時間がとれなくて、
梱包材にくるまれたまま
ずっと放置していた自分用土産の
笠間焼きのお皿があったのですが、
漸くお休みが巡ってきたので
のんびりと目止めをしていました
このお皿を見つけたのは徳川ミュージアムの後に寄った
好文cafeの入り口にあるギャラリー
カフェに入ってすぐのところに並べられてあったこのお皿を
初見でチラ見した時からなんとなく気になって
休憩をしてる間もほんのりと頭の片隅にあって
帰り際に一旦通りすぎはしようとしたものの、
やっぱり気になって結局買って帰った1枚です
なんていうか鈍く光るニュアンスのある黒にかすれた金の模様が
なんだか燭台切っぽいではないですか
しかもギャラリーに添えてあるキャプションを読んだら
水戸のお隣の笠間に所縁のある柳橋進氏の作品とのこと
徳ミュさんで燭台切グッズ展開の少なさに
少なからず淋しさを感じていたのもあったので
たまたま好文cafeで見つけたこのお皿に縁を感じて
折角なので購入していました
そんな経緯で我が家にきた笠間焼きのお皿です
金細工のある焼き物の目止めをしたことがなかったので
ちょっとだけ躊躇しましたが、
金加工の変色や剥げ、割れや変形もすることなく無事に目止めも終わりひと安心です
今回は目止めの際に、
研ぎ汁ではなく生米を一緒に茹でる方法をとったのですが
普段は無洗米しか買ってなかったのに
たまたま普通に研がなきゃいけないお米が我が家に合ったのも
何かのご縁だったと思います
そうそう、目止めに使ったお米は、
一握り分もあり捨てるのが勿体なさすぎたので
水で洗って綺麗にしたのち、めんつゆ・白ゴマ・豆腐・ネギ・花鰹・だしの素、
それにワサビを足して冷やし粥的なモノにしていただきました
水から40分近くコトコトと煮込んだお米は花が咲いたように
ふわふわになっており、
消化にめちゃくちゃ良さげな一品になりました
適当にやった割には我ながら美味しかった
話は逸れましたが、そんな感じて自然乾燥させている笠間焼きのお皿ですが
鈍く黒光りしながらもひんやりしていて
かなり私好みの渋さに仕上がってくれています
天気が良かったらベランダに日陰でも作ってそっちで乾燥させてあげたいのですが
本日は生憎の天気でそれも叶いません
乾燥が終わったら、
冷蔵庫に保管してある水戸の梅で初使用したいんだけどな
きょうは無理っぽいかな
ちなみに
3度目の水戸訪問でようやく念願叶った、
好文cafeを訪れた本来の目的である
cafe名物の黒鳥シュークリームですが
可愛い見た目もさることながらお味の方もゴマの味が効いていてとても美味しかったです
午後の太陽の光を反射して目映く輝く千波湖を眺めながら食べるのでロケーションもばっちり
親子連れで賑やかな千波湖の畔とはうって変わって
ガラスを1枚挟んだ店内は涼しくてとても静かでした
順路がどうしても徳ミュさんのガーデンテラスと
水戸駅のサザコーヒーとの間になってしまうので
中々行くタイミングに悩みますが、
お店の雰囲気は良かったしゆっくりできたので
またいつか来たいです
にしてもお皿、やっぱりペアで買ってればよかったなあ
架電したら通販対応てくれるかなあ
(※店内の商品の撮影は許可いただいてます)