おっきいこんのすけの刀剣散歩第8回
今回は待ちに待った、
最推しの燭台切光忠の回でした
もうなんていうか
感極まりすぎてどうしたらいいのか解らない
何度も大阪から水戸へ遠征し、連泊で毎日観に行ったりと
実物は何度もそれこそ何時間も観ましたが
やっぱり映像で、それもサトタクさんのナレーションで観る燭台切光忠は
ミュージアムの薄暗く白熱球に照らされたガラス越しに観る実物とはまた別の意味で感動しました
特に実際の刀身に武庫刀纂に残ってる刃文を重ねていたシーン
もちろん今の黒い刀身も恰好良いのですが、
華やかな刃文をその身にまとった在りし日の姿を再現しているようで思わず鳥肌が立ちました
この華やかな蛙子丁子に沸と匂がきらきらと煌めいていたのかと思うと...!
やっぱり焼ける前の姿も観てみたかったです
あと、燭台切の逸話を聞いて伊達政宗から欲しがった徳川の若君は
光圀公で決定な感じみたいですね
初代水戸藩主の頼房公の説と2パターンあってそれぞれの逸話を当てはめては
いろいろ妄想を掻きたてられてたのですが、光圀公
そりゃ立て続けに政宗公と光圀公と
創作料理大好き・部下や御客人に手料理を作りまくりな厨房系藩主に寵愛されてたら
今のお料理キャラも無理がないとは思いますw
そして切っ先
武庫刀纂の押し型のほうが若干ふくらついているように見えたのは
やおおあり焼けて刀身が縮こまったからなんですかね?
それとも泰平の江戸時代に入っても尚、
あんなに研がれて枯れるような使い方をされてたのか物凄く気になります
縮こまったのかな?と思いつつも
身幅自体や横手や鎬、樋の位置はしっかりと一致しているので
押し型を取られたあとに研がれたということも無きにしも非ずな気もするというか期待もするというか
そうだとしたら大事にされつつも近代まで振るわれてたぎりぎりまで
現役の刀だったんだなとか妄想できてとてもロマン
あとは何度も何度も「力強い」って言われてて嬉しかったです、えへへ
そんな訳でいつも楽しませていただいているこの刀剣散歩ですが
最推しで、実物を観てとても思い入れがある刀が題材ということで
いつもにも増して楽しませていただきました
ほんま円盤化してほしい
そして来週は和泉守兼定です
やったね、兼さん!w