ぶんぱくごこちゃん

てな訳で京都文化博物館で
絶賛開催中の『戦国時代展』へ
行ってまいりました

戦国無双のコラボもやっていましたが
お目当ては、以前から米沢や東京の展示の度に
大阪から指を咥えてそお様子を眺めていた

吉光 号 五虎退

その刀身を初めて生で拝見出来るのもさることながら
公休だった本日3月3日は運よく刀剣乱舞DAYに被り
とうらぶを2年以上やっていて
初めてピンポイントでコラボ行事の参加権を手に入れることができました



刀剣乱舞DAYの目玉と言えば、1日〜5日の間に
毎日先着500名限定の公式絵師描き下ろし五虎ちゃんのクリアファイル



もうこれは行くしかない



で初日の様子をツイッターで検索していたら、
博物館側が「近隣の迷惑になるので早朝に来るのはやめてください」と釘を刺してるにも関わらず
まだ日も明ける前から並んでいる人も居る模様



・・・・・・・・・・・・・・・・( ˘ω˘ )



五虎ちゃんは大好きですし、
クリアファイルの五虎ちゃんは本当に凛と可愛らしくて今までの沢山してくださってた描き下ろしの中でも
群を抜いて素晴らしかったイラストだったので喉から手が出た(?)程欲しかったのですが、
どうしてもバカになりきれないというか博物館側に迷惑をかることはしたくなかったので
常識の範囲内で10時開館の8時半到着目標で5時半に目覚ましをセットしました





が!!!






日頃仕事から帰宅すると23時過ぎ、
そこからお風呂入って家事をして持ち帰りの仕事をして
とうらぶのデイリー検非違使をクリアして
寝るのが毎日4時ちょっと前

普段は7時半まで寝てるので俗に言う忙しい人にオススメな
“3時間睡眠+昼休みの10分睡眠法”で全然何とかなってるのですが
今回は7連勤明けだったのが歩が悪かった





結局起きたらいつもの時間でした!!!




で慌てて準備をして、おけいはんの特急で三条駅まで向かうとすでに9時14分着

とても天気が良く、朝の青空に映える三条大橋の姿に感動し写メを撮りながら
のんびりと文博こと京都文化博物館へ

途中めちゃくちゃ血相を変えた審神者らしき女性たち数名に追い抜かれましたが
どう見積もっても先着500名には間に合わないと判断したので
コンビニに寄ったりのんびりと朝の京都の散歩を堪能してきました


で文博に到着したのが9時35分ごろ
すでに入口から南に下がる形で長い列が出来ており、
最後尾のプラカードを持った係員の人に「500名には達しています」と確認をされました
それを聞いたとたん前に居た女性が物凄く不機嫌な顔になり結局数分後にはブツブツ言いながら離脱していきました
あれがいわゆる転売ヤーだったのかな?
ちょっと怖かったです

で、列の前のほうの方たちは開館時間の前にもうすでに館内で並んでたようで実際のドアだけの開館は10時より前だったみたいで、
ちょうど10時ごろに自分たちの順番が開館のドアをくぐることが出来ました

館内に入ったらまずは五虎ちゃんのパネルと描き下ろしイラストが出迎えてくれてました
列に並びながら五虎ちゃんの写真も撮れる有り難い仕様です
チケット購入の順番を待ちつつ撮影したばかりの五虎ちゃんの写メを見ながら更に館内の列で待機


ちなみに私は前売り券を買うのを忘れてたのでチケットはこちらで買いましたが、
前売り券を持ってた人も同じように並ばないといけなかったので
焦って前売り券を買わなくてよかったです
入館料は数百円高くなりますが、当日券だとポスターと同じ柄を印刷されたチケットが貰えるし
何よりチケットの購入もスムーズに進んでいたので気も使わなくて良かったので...w

ただ、並んでいる時に見える場所に、そのチケットが何円なのか書いてなかったので要注意です
チケットを買うときにもたついてもどちらにしろ奥でまた長い間待たないといけないことには変わりがないのですが
やっぱ先にお金は準備しておきたい

で、チケットを購入できたのが10時10分

そしてその先、お食事処とお土産物屋さんがひしめく一角をぐるっと並びながら進んでまた入口のあるフロアに戻ってこれたのが10時半ごろ
この時に正式にクリアファイルの配布終了のアナウンスがされました



そして特別展のあるフロアが4階なのでそちらへ上がるエレベーターの前で10時35分

ここまで丁度1時間です



でこの先はスマホNGなので時間の記録はないのですが、本題である展示について


残念ながら戦国時代展なので最推し武将である伊達政宗は今回は噛まないラインナップですが、
金屏風や様々な漆の食器や兜など歴史の教科書で見た記憶のあるものがちらほら見つかって面白かったです
全体的に書簡も多かったので、書は見ても良く解らないのでそっちはちょっと退屈だったかな(あくまで個人的感想)


で今回の目玉の『短刀 号 五虎退』
館内は混雑はしているものの、自由に動きまわれたので待つことはなかったのですが、
五虎退は見るために展示フロアでまた並ぶ必要がありました
私が着いた時はフロアの端に展示してある五虎退のところまで
フロアの逆の端で折り返しまた五虎退の近くまで列が形成されていました

スマホ時計しか持っていなかったので詳細な時間の確認はできませんでしたがそこそこ待ちました
でも待っている間も折り返しのとこまでくれば戦国武将の肖像や城攻めの陣取り図などあって面白かったです
陣取り図は今は懐かしい城プロのでお気に入りの城娘だった、
小谷城や小田原城の名前が挙がってて物凄く懐かしかったです
あと立派な表装をされた掛け軸型の大きな肖像画群の最後に額に入った小さな肖像画があって
誰やねん!と思ったら政宗公のひいお祖父さんで伊達クラスタとしてはちょっと切なかったです
あと50年伊達家の巡り合わせが早かったらまた違う歴史が進んでたんじゃないかと思うとワクワクします


で話がそれましたが肝心の五虎退です
小さな薄い刀身で、他の短刀より若干華奢な印象を受けました
2つある目釘穴のうち1つは銀色の金属で埋められ、
実戦経験もありそうですがこの小さくて薄い短刀で5頭の虎を退けたとしたら
それはこの五虎退が強いのではなく、それを使用してた人が極端にっょぃだけ(確信

ライティングの関係か今まで見た藤四郎の短刀よりは若干輝きが鈍かった気もしますし、
なのでゲーム本編のおどおどして逸話を否定したり自分の真贋に実は自信がなかったりする
五虎ちゃんにイメージが重なってとても愛らしく感じました
いっしょに展示されてある拵えについてた小柄も梅かなにかの小さな金細工がれていて可愛らしかったですし、
うん、五虎ちゃんって感じでした///


でもう一つ気になったのは五虎退の手前に展示されていた一文字派の太刀です
五虎退が小ぶりなのも相俟って相当デカく見える上、刀身の真ん中に3点のキズがあって
めちゃくちゃ荒々しく見えるイカつい太刀でした
刃文ものたれと丁子と言っても良いぐらいの互の目が入り混じる、気性の激しそうな感じでした
地肌は、立ち止まってみられなかったので残念ながら良く見れなかったのですが
機会があったら是非ともじっくりゆっくり時間をかけて拝見したい太刀でした
厳島神社所蔵とのことで、宮島に行ったら観れる機会があるのかなあ

とにかく今回の展示で一番素敵な出会いでした


つーか改めて
太刀が好きだし、刃文が激しいのが好きだし、備前の刀が好きだとういうことを実感しました
華やかなのはいいよね!



あとは戦国展以外に個人的に見てて楽しかったのは2階でやっていた戦国時代のファッションです
水引狩衣裃の説明がことこまかく書いててあって勉強になりました
解説図がないので衿元の留め方の違いとかがしっかりと覚えて帰ることが出来なかったのですが、
昔の人もいろいろ着崩して着こなしていたんだなあ




で、2階の展示と前後しましたが、
3階に戦国時代展の物販コーナーがありました

が!
もうここが一番の難所でした
物凄い並ぶ並ぶ
館内はスマホNGだったので並んでいる最中に
列整備をしていた係員さんに時間を聞いた所11時40分ごろ

で文博を後にしたのが13時ちょっと前



お買い物をした後に五虎退と一文字の太刀をもう一度見に行って2階の展示も観たとはいえ、
その殆どが物販列の順番待ちでした
ちなみに物販コーナーの入り口に物販用の買い物かごや透明なビニール買い物袋があるので
沢山買われる人は遠慮せずに使った方が良いと思います
じゃないと並んでる間にずっと持っておくのは大変

あと物販列ではスマホの使用をご遠慮くださいって係員さんが何度も声をあげられてましたが
それをガン無視して堂々とずっとスマホを弄ってる人の多さにびっくりしました
こういったピンポイントなとうらぶDAYは初めてだったのですが、
そういう時はやっぱこういうモラルのない人も相対的に増えちゃうのかなあ
今までそこまで酷い場面には遭遇したことがなかったのでちょっと考えさせられました


ちなみに物販の後にもう一度五虎退の展示に戻った時は最初に観た時よりも列が3分の1ぐらいの長さになっていて
人もだいぶ減っていたので殆ど待たずに多少ゆっくりと観ることができました

ゆっくり観たのは五虎退ではなく一文字の太刀のほうだったからかもですが...!






そんな感じで文博レポはお終いです



文博の後は、とうらぶフォトスポットのある本能寺です
そのレポはまた後日