ということで大覚寺の続き
大覚寺は立派な構えの門を入り小川を越えて
道なりに進んだ先にある建物から入館する形式でした
建物に入ってまずすることは履物を脱ぐことから
脱いだ履物は備え付けの靴箱に入れてもいいですし、
予め白いレジ袋がたくさん入った箱があるので
そこから袋を拝借して自分で管理してもいいという
万全の用意をされており
心配性の自分には大変ありがたかったです
そして履物を脱いだら窓口で拝観料一人500円のお支払い
ご朱印に関してですがお願いしたい場合は
そこから横に2m程ずれた所に受付があるので
そちらで番号札と引き換えにご朱印帳を預けて
先に御志のお渡しを済ませると
中を見学させていただいてる間に
仕上げて頂けるというシステムを取られていました
ちなみに大覚寺さんでお取り扱いされているオリジナルご朱印は4種類ありまして
龍の刺繍のものと、金色背景の牡丹の襖絵のものと
北欧デザイン風な可愛らしい花柄のものとあと何か1種類あったのですが、、、思い出せない
とりあえず神社用のご朱印帳は持ってはいたものの、お寺さん用のは持っていなかったので
折角ですし金色の表紙のご朱印帳をお寺さん用に1冊購入させていただきました
大覚寺のご朱印の係の方曰く神社とお寺のご朱印帳は別に分けなくても大丈夫だと仰られていたので、
混ざっても気にならない方は一緒にまとめてしまえばいいと思います
そしていざ、大覚寺内部拝観へ
月並みですがどこもかしこもすごい...!
なんというか襖や装飾や御庭とか本当に見ごたえがあって楽しいのですが
何よりも廊下に小さな段差が結構あってロフトまではいかないにしろ、
こういう立体的な高低差とくねくねと折れ曲がった廊下は個人的に相当テンションがあがります
道中に使用できる厠もあるのですが(添付画像の縦長の階段の画像の先)、
ただのトイレにすらこういうちょっとした冒険心をくすぐる作りがたまりません
それから廊下の軋む音
古い建造物だから音が鳴ってるのかと思って床が抜けないかドキドキしながら
そっとそうっと歩いていたので物凄く印象に残っていたのですが
あとでパンフを読み返していたらこれは鶯張だかららしくて...!
パンフを読む前に見どころを自分で気が付いて発見できたのは嬉しいです
そして宸殿(読めない)の豪華絢爛さ
ご朱印帳の表紙にもなっている、
金の襖絵の凄さやセミの装飾のついた漆塗り(?)の堅牢な蔀(しとみ)も圧巻なのですが
秀忠の娘:和姫の御寝所ということで、説明書きに突然出てきた『秀忠の娘』の単語に
こちらもテンションがあがりました
和姫は直系の娘なので格は全然違いますが振姫もこんな感じの寝所を使われてたのかなあ
お嫁入りの時の記念品だから振姫が前の主ではないにしろ
さだちゃんもこういうとこに出入りしてたのかなあ
そして今は梅の季節と言うことで宸殿前の梅が満開で
それと対をなす橘もオレンジ色の実を沢山つけていて本当にいい時期にこれたと思います
最初は大覚寺へ来るのを諦めるつもりでしたが、来れて本当によかったです